ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男 [映画[2006]]
出演:レオ・グレゴリー、パディ・コンシダイン、デヴィッド・モリッシー、ベン・ウィショー他
監督:スティーヴン・ウーリー
原題:STONED 2005年 イギリス
自殺か他殺かそれとも事故死か?今でも語り継がれるブライアン・ジョーンズの『謎の死』にからめて、ストーンズの誕生からブライアンの死までが、克明に描き出されてゆきます。
ロンドンでバンドを結成したブライアンは、マネージャに成りすまし積極的にバンドを売り込んでいった。
その甲斐あって、ライヴの数をこなすごとに着実にファンを増やしていき、彼らのバンドは一気にスターダムへとのぼりつめるに至った。
が、バンドの人気が上がるにつれ、ブライアンとメンバーとの間で音楽性のすれ違いが生じ、エキセントリックな態度をとり続ける彼は次第にバンド内で孤立を深めることに。
そのフラストレーションを埋めるかのようにドラッグにのめり込み、その結果自分の大切にしている人達を傷つけ、皆彼から遠ざかるようになってしまった。
そんな彼は、田舎に一軒の農場を購入し、そこへガールフレンドと移り住むことに。
マネージャのトムは、これ以上問題を起こされると困ると考え、彼の監視役として建築業者のフランクを一緒に住まわせることにしたのだが・・・
似てる・似てないはともかくとして、一人の男の抱える孤独感やら不安やらなにやらのネガティブな要素を、うま~く映像ににじませていたと思います。
それプラス、当たり前のことかもしれませんが、映像と音楽とが見事にマッチしていて、すんなりとブライアンという一人の男の人生を傍観できました。
イギリスやアメリカなどの抱えるドラッグの問題。日本人、それも片田舎で成長した私からみると全然身近に捉えられないのですが・・・・身近な問題なんですよね。そこかしこにドラッグが溢れている。劇中でもアニタが言っていたように、自分を律せればドラッグの使用も時と場合によってはいいのでしょうが、自分を見失ってどこまでものめり込み溺れてしまうのならば、それは無理にでも周りの人間が止めてやるべきだと思います。
これを観るまで、ブライアン・ジョーンズを知らなかった私は、思いいれもなくすんなりと『グレゴリー』のブライアンを受け入れちゃったのですが・・・これはどうなのかな?知ってる人の意見が気になりますね。
とにかく、激しい役柄が多いグレゴリー。顔が激しいからね~(笑)
ブライアンと一緒に暮らすことになるフランクを演じたのは、パディ・コンシダイン。なんとも冴えない男を巧く演じてました~。コールドプレイのミュージック・ビデオにも出てるそうなので、どんな具合か(笑)チェックしなきゃ。
ミック・ジャガーを演じたルーク・デ・ウルフソンがなかなかかっこよかったです。
全体的に観て、かっこよい人がいっぱい出てる作品ですよ。ファッションなんかも、なんともいえないものがあります。
物語の展開で、これどこまでが真実なんだろう??とちょっと不安になる箇所があったのですが、最後に裏付けるような記述が流されてたので、これが真相なんでしょうかね~。でも、それが判明するまでは本当にミステリだったんですよね~。
ブライアンが最期を迎えた家、これは作家のA・Aミルンが住んでいた家だそうです。劇中で使われてたのは本物ではないかもしれませんが、あんな大自然の中に建つ豪華なお屋敷・・・・・『ボクのハチミツ~』って言いながら、くまプーが迷い込んできてもおかしくない家だったわ。
自宅に居ながらにして移りゆく季節を実感できるし、広い庭には広いプールも付いてるし。。。ほんと憧れちゃうんですが、一つ難点が。隣の家から離れすぎてませんか??(笑)強盗が押し入ってきても、叫び声なんかどっこにも届かないよ。あ、でも・・・これくらい大きな家を買える+維持できるってことは、セキュリティも万全に出来るってことですよね。あぁぁ・・・うらやましい。
ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男 コレクターズ・エディション
- 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
- 発売日: 2007/02/28
- メディア: DVD
すごいパッケージ写真だw
マッシュル~ムww
by nyan (2007-01-26 00:22)
nyanさん、おはようございます。niceありがとうございます!
題名で消されてるけど、マッシュルームに担がれてるおねぇちゃん、ノーパンです(笑)
by まみりん (2007-01-26 08:37)