迷い婚 [映画[2006]]
出演:ジェニファー・アニストン、ケビン・コスナー、シャーリー・マクレーン、マーク・ラファロ他
監督:ロブ・ライナー
原題:Rumor has it... 2005年 アメリカ
誰もが知っている名作『卒業』のモデルが自分の家族だったら・・・・・を面白可笑しく綴ります。
ニューヨーク・タイムズ紙の冠婚葬祭欄の死亡記事担当記者のサラは、今まさに人生の崖っぷちに差しかかっている。ハンサムで有能な弁護士の恋人ジェフからはプロポーズもされてるが、このままでいいのか?と自問自答の最中であった。仕事のキャリアも冠婚葬祭記事でくすぶってていいものか?これも自問自答の日々。
そんな中、彼女はジェフを連れ妹の結婚式に出席するために、故郷のパサデナに向かう。
ここは、あのあまりにも有名すぎる映画『卒業』の舞台となった町だ。
結婚を間近に控えて有頂天の妹と、結婚=棺おけに片足を突っ込む事と考えて素直に喜べない自分と・・・サラは揺れ動く気持ちを、唯一の理解者である祖母のキャサリンに打ち明ける。キャサリンは自分の結婚観などをサラに話して聞かせるうちに、ついつい口が滑ってサラの知らない祖母と母親の間にあった秘密を漏らしてしまう。それは、結婚式前の1週間、サラの母親が男と逃げて行方不明になっていたということ。そしてその男というのが、映画『卒業』の原作者であるというのだ。・・・そういえば自分が生まれたのは・・・そう考え出すと不安になってきたサラは、仕事も恋もそっちのけで、母にまつわる秘密を探るために、その男性を追いサンフランシスコへ・・・・・
『フレンズ』ってほとんど観たことなかったから、J・アニストンがこんなキャラだったなんて知らなかったです。
都会に住むカップルが彼女の家族に会いに行きテンヤワンヤ・・・というと、思い出すのは『ミート・ザ・ペアレンツ』ですが、あれはデ・ニーロ演ずる父親が皆を振り回す物語ですが・・・これは女性陣が引っ掻き回してますねぇ。なので、男性の影が薄い(笑)
父役のリチャード・ジェンキンズと恋人役のマーク・ラファロは、それぞれ懐の深い男を演じてるのでいいんですが、、、ケヴィン・コスナーは・・・。
一時期すっごく人気ありましたよね?ケヴィン。私も若気の至りで飼い猫に『ケヴィン』とか付けてた気が・・・・・ん゛っ・・・気のせいよね?
まぁそれはどうでもいいとして、これ笑えます。ただ流れで婚約したはいいけど、このままでいいのか悩みながらも、ついつい軽い衝動的な行動に出てしまうサラ(ジェニファー)に共感する部分もあるし(笑)
でも・・・私がもしジェフの立場だったら・・・女性であっても男性であっても、あの立場だったらどうだろう??と考えてみたのですが・・・・・赦せるかなぁ??自分がされて赦せるかどうか疑問なものは、絶対にしちゃいかんな。(って、自分は赦せるからって、やって良いわけではないですね、はい。)
シャーリー・マクレーン、奔放な祖母の役がすごく合ってます。『イン・ハー・シューズ』の時も巧いな~って思ったし。
『ポセイドン』でエミー嬢の婚約者を演じたマイク・ヴォーゲル。最初は妹の婚約者か?とか思ったんですが、あまりにもタイプが違うのであれれ??と思ってたら、、、ケヴィンの息子役でしたね。ん~、出番は本当に一瞬だけど、いい男なので存在感があるわ~。
妹役をしていたミーナ・スバーリ。彼女は静止画の時はものすごいパーフェクト・ビューティなのに、動いてると面白く見えちゃうってのはなんでなんでしょう?(笑)目が大きすぎるからかなぁ?それともオデコが問題??
でも、かわいいです。キャピキャピと跳ね回って全身で喜びを表す所なんて、もう彼女にぴったりっ!!ええなぁ~。若いって。
とにかく、軽く笑える作品。女性にオススメです。
男性には・・・結婚したからって、お互いがお互いの束縛物ではなく、それぞれを尊重しあえる関係ってのもアリなんだよ~。ってメッセージをこめて(笑)・・って、自分側に都合のいい解釈でしたね。
とにかく、明らかなルール違反は言語道断ですが、少しくらい波があったほうが人生飽きることなく楽しめるんじゃないの??っていう提案。個人vs個人なんだから、感情の行き違いなんてのは当たり前だし、許せない事も出てくるでしょうが、相手の嫌な所も含めて好きになれる関係っていうのって、いいなぁ~。
>父役のリチャード・ジェンキンズと恋人役のマーク・ラファロは、それぞれ懐の深い男を演じてるのでいいんですが
似合ってましたよね、どちらも。マークがイケメンを演じるのはどうかと思いますが、あちらの女性にはうける顔なのかな。まあ、顔はともかく、懐が深い、そして女に振り回される役にはぴったり!
>、、、ケヴィン・コスナーは・・・。
毛ヴィん・・・あらまた(笑)。ケヴィン・コスナーいけませんでした? ああいう役なら許せると思った私です。
ポセイドン、あ、もうこれ見てたんですね。今気づいた・・・。エミーちゃんの恋人役ですか~~注目してみようっと。
by うるる (2006-06-06 22:52)
うるるさん、こんばんは~。TBありがとうございます。
マークはイケメンじゃないの??(笑)とにかく、濃いよね~。
ケヴィンは女性に対してオープン(すぎる)な、まるで実生活を見てるかのようなはまり役だったんですが、なんか存在感が全く感じられなかったー。ほんと、残念。
ほんのちょっぴしのマイク・ヴォーゲルの方が数段良い(笑)ただし、ポセイドンでは他の役者に食われてるっぽいですが。
by まみりん (2006-06-06 23:38)
>ほんのちょっぴしのマイク・ヴォーゲルの方が数段良い(笑)
ほんと、ほんと。
でも、ケヴィン・コスナーの役って、過去のプレイボーイ(今は年取って日がかげってる)役だと思ったので、やっぱりちょうどよかったのではと思ったりも。で、対照的に「現役」してる息子ちゃんとしてマイクの登場ってわけなのかな。ま、とのかくマイクのあの登場の仕方はかなりヤバい男っぽくてかっこよかったです。
ポセイドンではでもあまりぱっとしないんですね。今まみりんさんの記事読んできたんだけど、海って私もすごーく苦手です。映画見て船酔いしそうでちょっと逃げ腰・・・。
トランスポーター2は来週からスクリーンが格上げなので(予想どおりだ!)来週に持ち越して、まずはきょうはダ・ヴィンチ・コード2回目にしました!
映画から帰ったらファネスが届いてる??(笑)
by うるる (2006-06-07 08:26)
うるるさん、観て→読んで→観る。ですか~。細かい所の補足が出来上がってるので、じっくりと観れるかもしれませんね。
トランスポーター2、カーチェイスが迫力満点なので、大きいスクリーンの方が見応えありそうです。私も週末からのスケジュールをチェックしよう。それで金曜日までにもう一度観るか、それ以降にするか考えます。
あ、ポセイドンは船酔いはないですよ!!船酔いする前にしっちゃかめっちゃか(笑)になりますから~。
by まみりん (2006-06-07 13:57)
面白そうな映画ですねえ~
って記事ほとんど読んでないんですけど(笑)。
見たらまた来ます。
by ken (2006-06-07 14:17)
kenさん、こんばんは~。
私も観る前の記事はほとんどスルーです(笑)
これ、男の人の反応はわかりませんが・・・何のことはないストーリーも、シャーリー・マクレーンが出てることで、ピリッとキチッとしめられてます。
by まみりん (2006-06-07 19:09)
nyanさん、niceありがとうございます。
結婚前の夢も希望もたっぷりの乙女が観るには如何なものか?とも思えますが、笑えます。
by まみりん (2006-06-08 00:10)