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ポセイドン [映画[2006]]

出演:カート・ラッセル、ジョシュ・ルーカス、リチャード・ドレイファス、エミー・ロッサム他

監督:ウォルフガング・ペーターゼン

原題:POSEIDON                     2006年 アメリカ

むちゃスケールのでっかい、海洋パニックアドベンチャー。もう、手に汗握りっぱなし。

舞台は船上。北大西洋を航行中の超豪華客船『ポセイドン号』。乗客が大晦日を祝うパーティーで盛り上がりをみせるなか、操舵室では『普通ではない何か』を感じ取っていた。その何かとは、突然洋上に発生する巨大波『ローグ・ウェーブ』のことだった。双眼鏡にその姿をみてとった航海士(じゃないかな?)は、船体を直角にしようと懸命に舵を切るが、波のスピードは恐ろしく速く、ポセイドン号はその50mを越えようかという巨大な壁を前に、なすすべもなく飲み込まれる。

横からもろに波をうけたポセイドン号は、一気に転覆してしまう。突然の警報から瞬く間の展開に、物の下敷きになったり火事になったり波にのまれたりで、死人続出。船は船底を上にして、浮いている状態だった。

残った生存者数百名は、とりあえず安全?なボール・ルームへ集められ、船長から救助がくるまでこの場を動かぬように命ぜられる。が、このままではいずれ沈んでしまう事を直感で感じ取った数名が、命をかけた出口探しの危険な賭けにでる。

その危険な賭けの参加者は、プロのギャンブラー・ギャンブラー仲間・元N.Y市長・その娘・その婚約者・9歳の少年・彼の母親・自殺志願の船の設計士・密航者の若い女性・船のウェイター。彼らが目指すのは、はるか上方にある船底。そこのプロペラの穴からのみ、脱出可能とみたのだ。ひっくりかえった船内を、とにかく上へ上へと突き進む彼らの前に、次から次に災難が・・・・・
果たして脱出は可能なのか?そしてその先に待っているものとは??


公開前なので、ネタバレしてるかもしれず・・・・というか、してます。

最初、「だいたい津波警報ぐらいみておきなよ。」って思ったら、あれは津波ではなく、予測不可能な大波らしい。そりゃぁ予測できないわな。はい、納得。

こうゆうシチュエイションものって、必ず“躊躇するヤツ”ってのが出てきますよね。限りある時間の中他の人はずんずん前に進んでるのに、どうしても動けない人。なんか自分も確実に“そうゆうタイプの人”になりそうなので、気をつけなきゃ。

でもさ、船がひっくり返っちゃうんだよ??お食事とかワインとかグラスとかと一緒に180度回転ですよ?後付けで死体とかがわんさか降ってくるんだよ??しっちゃかめっちゃかじゃない・・・。あぁ想像しただけでイヤだ。痛い。

彼らが水で閉ざされた箇所を潜水で潜り抜けるシーンがあるんですが、指示通りに『息を思い切り吸い込んで』我慢してみましたがー・・・・・健闘空しく、海の藻くずに・・・・・

とにかく、パパ・ラムジー(カート・ラッセル)の決断に泣かされる。


リチャード・ドレイファス・・・おじいちゃんになっちゃったなぁ・・・。
ジョシュ・ルーカスは、軽い感じのお顔立ちなんですが(笑)、とっても頼りがいのある役でしたね。オープニングの場面での光るおでこに釘付け(笑)
カート・ラッセル、いいわぁ~。顔はなんだけど、いっつもかっこいい役しますよね。バックドラフトでもいい感じでしたし。
エミー・ロッサム嬢は、相変わらず美しいです。
ジミー・ベネット君は、またしてもパニック&閉じ込められモノ。うん。。。選んで受けてるのか、それとも選ばれてるのか。恐怖に歪むお顔は大得意なので、もう独擅場。でも今回は自然がもたらした脅威なので、“素”の恐怖が滲み出ててよかったです。
“map”ことバレンティンを演じたフレディー・ロドリゲス。なかなか要チェック人物ですなぁ。
泥酔迷惑男ラッキー・ラリーを演じてるケビン・ディロンは、ブシェミやジョン・レグイザモみたいに、アクのある脇役で活躍が期待できそうです。
そして見事な歌を披露してたのは、ステイシー・ファーガソン。“ブラック・アイド・ピーズ”のヴォーカル“ファギー”ですね。セクシーでかっこよいおねぃちゃんです。もちろん歌も巧いっ♪

船旅・・・・・あこがれるなぁ・・・。『麗しのサブリナ』を観て以来、あこがれつづけています。(って、あれそれほど船旅シーン出てきませんが・・笑)なんか時間かけてゆ~っくり進むから、いろんなことを考えたり、傷を癒したり・・・(笑)
ポセイドン号、だいたい船じゃないですって、あれは。もう一つの街です。でもね、あれだけデカイのに、水面下に沈んでる部分はとっても少ないんですね。一体どおゆう原理なんでしょー???
船もデカイが乗組員の数も半端じゃないです。やはり一つの街ですよ。
ロフト付きのペントハウスは無理でも、出来るならばスイートでお願いします。

でもね、パンフレットを熟読してたら、ああゆう波っていうのは、けっこうあるそうなんですよ。昔は1万年に1度とか思われてたらしいですが、最新鋭の機器で観測を続けるうちに、考えられていたよりも高い頻度で発生してることがわかってきたらしい。大型タンカーとか客船とか、けっこう沈んでるみたいです・・・コワイ。

『セルラー』を観て“主要な血管の位置の把握”と“鍵無しで車のエンジンをかける”という技?の会得を目指した(だけの)私ですが、今回それにプラスして“素もぐり”と“船の基本構造”を会得しなければいけないようです。あぁ私の人生休んでる暇なんてないです。あ、忘れてた。『フライトプラン』を観て“飛行機の構造について”もお勉強しておかなきゃいけないんだった。

とにかくな~~~~んにも考えずに、ドキドキ&ハラハラと楽しめる映画です。
『ポセイドン・アドベンチャー』のリメイクですね。


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よしなしごと

TBありがとうございます。

>指示通りに『息を思い切り吸い込んで』我慢してみましたがー
これやりますよね。(笑)
僕も海の藻屑です。えへへ。
by よしなしごと (2006-05-30 22:42) 

まみりん

よしなごとさん、こんばんは。こちらこそTBありがとうございます。
私は泳げない人なので、このような海洋パニックは、苦手です。なので更にドキドキ感がアップしちゃいまして(笑)
精神的プレッシャーを受けて、勝手にパニック度が増しちゃいました(笑)
by まみりん (2006-05-30 23:04) 

こんにちは~
私もジョシュ・ルーカスのおでこに釘付けになってしまいました(笑)そういえばエミー嬢、「デイ・アフター・トゥモロー」でも死にそうになってましたねぇ~。雪攻めの次は水攻め…
船旅、私もあこがれますけどやっぱりちょっと怖い気がしますね~。1日くらいだったらいいんですけど、長期間だと「食料が尽きたらどうしよう」と無駄な心配をしてしまって(笑)
TBさせてもらいました~
by (2006-06-08 14:42) 

まみりん

merciさん、こんばんは~。nice&TBありがとうございます。
本当にランニングしてるんだよ~、という証拠のつもりだったのかもしれないですが、あのオデコは光りすぎでしたね(笑)
エミー嬢、そういえば常に極限状態におかれてますよね。彼女もジミー・ベネット君と同じ路線なのでしょうか??(笑)

船旅・・・(笑)そうそう!!食料とか飲料水とか、心配です。あと私は難破して無人島に流されやしないかと、ちょっと心配。火のおこし方とかも学んでおいた方がいいのか?とか、おバカ丸出しのことを考えてます(笑)
by まみりん (2006-06-08 22:35) 

こんばんは(^^)
船旅でのんびり・・・憧れますね
しかし、なんか見ているうちに一緒になって
生き止めてたりして(笑)苦しかったです
by (2006-06-20 22:51) 

まみりん

WIZARDさん、こんばんは~。nice&TBありがとうございます。
船旅いいですよね~。ディズニーワールドの方でやってるクルージングで充分なので、行きたいです~。

・・・息止めきれなかったので、私はサバイバルには失敗します。なんかそれを再確認するってのも、イヤな感じです(笑)
by まみりん (2006-06-20 23:28) 

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