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ダーク・ウォーター [映画[2005]]

出演:ジェニファー・コネリー、アリエル・ゲイド、ジョン・C・ライリー、ティム・ロス他

監督:ウォルター・サレス

原題:DARK WATER                      2005年 アメリカ

『仄暗い水の底から』のハリウッド・リメイク作。勿論、日本版の方も観てますが、内容はすっかり忘れてました。貯水槽?浄化槽?の中で・・・・っていうのは覚えていたのですけどね。

離婚調停中のダリアとカイル。それぞれ娘のセシリアを引き取りたいが為に、どれほど自分がしっかりとした環境を用意できるか合戦に熱が入る。

なんとか夫よりも良い条件の家を探す為、マンハッタンからそんなに離れてないルーズベルト島という所に、ケーブルカーでやってきたダリアとセシー。マンハッタンから離れてしまうことに不満たらたらのセシーは、ケーブルカーからの眺めも気休めにはならないようだ。しかも鬱陶しい雨が降り続いている。
そして2人は目的のアパートへ着く。見た目からしてとんでもなく陰鬱な雰囲気のアパートに一瞬躊躇う母娘だったが、とりあえず中へ。
見るもの聴くもの触るもの、すべてが不気味な感じで、部屋も薄暗くて風通しが悪い。窓から見えるマンハッタンの夜景がウリといっても、不気味な工場の屋根越しにちらりと見える程度。しかも子供部屋にどうぞと言われた部屋の天井には不気味な滲みが・・・・・

借りる気が失せ始めたそんな中、ちょっとした事件が。セシーが部屋から出て行ってしまったのだ。必死に探し回るダリアは、ようやく屋上でセシーを見つける。ほっとしてそこにある貯水槽に視線を向けたダリアは、その下に真新しいキティちゃんのリュックを発見する。この建物には幼い子は居ないという管理人さんにバッグを預けるのだが、1週間しても持ち主が現れなかったらセシーのものになるとの約束を交わす。
そんなこともあったので、セシーはこの建物が気に入ってしまい、不動産屋さんの巧妙な営業テクニックも手伝って慌てて契約を結ぶことになってしまいました。

そして、何者かに魅入られた母娘の生活がはじまった・・・・・

 


 

ニューヨークって、あんなに雨の印象ありました??雨降りの午後、窓をつたう雨水を見てるのって好きなのですが・・・・これ観たら、ちょっとうすら寒さを覚えてしまった(苦笑)。しかも、これ人気がないのか一人っきりで鑑賞です。昼間だったからよかったものの、恐かった~。

これ日本版が年季の入った団地が舞台だったので、海外ではどうかな~とか思ったけど、そういえば海外の建物も古いアパートメントが多いですよね。
コインランドリーが地下にあるっていうのも、あちらでは普通のことなんですよね~。うぅコワイ。私じゃ絶対に洗濯に行けないよ。だいたいエレベータに乗るのさえ無理かも(笑)。この舞台になってるアパートは違ったけど、自分で扉を閉めるタイプのエレベータもあるでしょ??あれもなんかコワイ(笑)

でも、これ怖いだけでなく、娘を想う母の究極の選択が物悲しくってせつなくなりますね。明るい色を排除したシーンに重なって、更にせつなさが増す~。

離婚の際にお互いがどれほどダメかの中傷合戦も始まるのですが、精神的な問題を持ち出すなんて・・・・・なんとも哀しいですね。あんな風に言われたら、つい感情的にもなりますよ~。男女の仲って・・・ムズカシイですね。

セシーのベッドにかけてある、かわいらしいパッチワーク・キルトのベッドカバー。ちょっとちょっとあんなかわいいのに汚い水をかけないでぇ~~~って叫びそうになりました。もったいないー・・・

この監督さん、モーターサイクル・ダイアリーズの監督さんですね。白黒写真でしか載ってませんが、おや?いい感じ。

私は・・・日本版よりこちらの方が好きかな~。
それにしても、ジェニファー、美人さんですね。うらやましぃ。

管理人役のピート・ポスルスウェイトさん、最近見た顔だなぁ・・・と思ったら、ロスト・ワールドに出てたよ~。恐竜を生け捕りにしたがってた人の役??違うか??なんか今ちょっと注目のピーター・ストーメアもヴィンス・ヴォーンもロスト・ワールドに出てたのね~。先週地上波で放映されてませんでしたか??軽く観てたんで、判らなかったー。無念。


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