SSブログ

セッソ マット [映画[2005]]

出演:ジャンカルロ・ジャンニーニ、ラウラ・アントネッリ、アルベルト・リオネロ他

監督:ディーノ・リージ

原題: sesso matto                      1973年 イタリア

9話のオムニバスから成る、エロティーク・コメディ、だそうです。テーマは『華麗なる9つの性癖』だもん。笑っちゃうよね~。
もうめちゃくちゃ楽しいわ。でも、映画館でなくてもよかったかも(笑)
9話の物語をほぼ同じ俳優さんが演じてるのですが、そのシチュエイションに沿ってコスプレ(?)してるのが面白いです。

『奥様8時です』・・・豪邸に住む、寝起きの悪い奥様と小間使いの男という設定です。とにかく奥様、露出してます。いくら起こしても起きない奥様に、ちょっと・・・といってよからぬ事をし始める男。
大金持ちという設定なので、女優さんの着てるドレスなどがと~っても豪華。素敵な衣装ですね。お家も豪邸で、朝食はプールサイドで。エッグスタンドに乗せたゆで卵を、スプーンでコンコン叩いて割って食べるのがかわいい~。

『二人と掘っ立て小屋』・・・ビルの隙間の空き地に建つ掘っ立て小屋に住む、子沢山の夫婦の物語。1話目とうってかわって、極貧なので、衣装もメイクも極貧バージョンです(笑)。
子供が14人はいくらなんでもー・・・・・

『決して遅すぎはしない』・・・老女にしか性的魅力を感じられないヘンな男の物語。ケント・デリカットっぽいビン底の眼鏡をかけて、パシパシってまばたきするの。若い妻も居るにはいるのだけど、しかもものすごい挑発的な下着姿で隣にいるのに、コソコソと老女にエロ電話をかけて・・・・・

『ハネムーン』・・・プレイボーイと結婚してしまった純粋な乙女。さぞや慣れてるだろうと、心待ちにしてた初夜だったが・・・・・・・・・異常なシチュエイションでないと燃えれない男の物語。

『帰っておいで!僕のLittle Girl』・・・妻(信じられないくらいブサイク)に逃げられた男が、その悲しみを乗り越えれなくて、娼婦を買っては妻の芝居をさせてる男の物語。

『海外勤務のイタリア男』・・・人工授精の為の精子を提供してる男が、仕事(←)の最中に抱く妄想の物語。
このナースの制服がこれまたイケナイ制服で(笑)。修道服をエロっぽくしたような面白いデザインです。

『仇討ち』・・・街の権力者に夫を殺された妻が、意外な方法で復讐を謀る。まぁね、この流れからいくと意外じゃないのですが。

『おかしなおかしな恋』・・・街の娼婦に惚れた男の恋。しかも、相手を(カマちゃんなのに)女って思い込んでるの。しかも更にオチが・・・・笑。最高!!

『ご招待』・・・妻が他の男に言い寄られてるのを見ないと興奮できない男の物語。

どれをとっても、問題のある性癖ばっかり(笑)。昔も今も、変わりなく変態っていたんですね~。変態にも歴史があるのね~(しみじみ)。


これ、今リメイクしても面白そうですよ。そしたら是非ジョニー・デップで(笑)。だって、『ラスベガス・・・』の時のジョニーに雰囲気が似てるし・・・
あ、ロマン・デュリスでも可。胸毛が似てるし。

これ、パンフレットが高いー。1300円。でも、小洒落た洋書の絵本っぽい造りなので、許そう。中身を見なければ飾っておいても大丈夫だ・・・・・?ダメじゃん。表紙が・・・(笑)

とにかく、ラウラ・アントネッリ、凄すぎる肢体を惜しげもなくご披露してます。あ、でもヘンに期待して観ると、ポイントポイントの露出は抑えてあるので、がっくりくるかも。

公式HP--→ http://www.chelucy.com/nsw/


nice!(2)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 2

コメント 6

敏 悌次

式ホームページのセリフを読んで笑いました。
邦題は『セッソ・マット(色情狂)』ですね。
この題名の看板が掛かっている映画館へ入る人の
度胸と言うか根性は凄いものが有りますね。
館内は同好の士の笑いが絶えるなかったのでは?
ナースのイケナイ制服・・・
集めていますので画像保存しておきました。(笑)
あっ!nurseとniceと間違えて押した!(笑)
by 敏 悌次 (2005-12-03 11:45) 

うるる

これ、最近の映画じゃなかったんですね~~びっくり!
どうして今頃上映されたんでしょう。今月中にDVD出るみたいですね。出たら借りてみよう。クリスマスに見るのもいいかも???

それにしても、次々いい映画を観てますねえ、まみりんさんったら。
で、客層は・・・?(笑)

ラスベガス・・・とうとう借りてきましたよ! コワがらずに見てみよう。
by うるる (2005-12-03 14:08) 

まみりん

宝塚青年団さん、こんばんは。niceありがとうございます。ナースと間違えるなんて・・・(笑)
あのセリフ集、凄い所を拾って載せてるんですよ。でもまぁ・・・全編だいたいはあんな感じなんですけど(笑)
館内の笑いは・・・それほどでもなかったかな??皆さん抑え気味で(笑)女性より男性の方が、羞恥心があるというか・・・・・女性は平気で笑えるけど、男性の方は我慢してたみたいでしたね。普通のエロい映画と違って、きっと居づらかったことでしょう(笑)

うるるさん、これすっごい昔の映画ですよ。でも、ファッションなんかはぐるぐる廻ってるから、受け入れやすかったです。
DVD出るのはっや~い。
それにしてもイタリアにしてもスペインにしても、エロい映画はあそこらへんが凄いよね~。
客層は、意外にも年配のご夫婦が居ましたよ~数組ですが。これは夜1回のみの1週間限定上映なので、これを目的に来たんですよね。今から30年以上も前の映画だから・・・公開当時はアツアツのカップルだったんでしょうね~といらんお世話な想像を・・・

ラスベガス!!きっとうるるさん気に入ると思います。
堪能してくださいね~。
by まみりん (2005-12-03 18:49) 

みやび

あーっ、見ーたーなー(笑)例のアレですね。
一緒に観たかったぁ。そしてその後は飲みながら映画談義したかった(笑)
by みやび (2005-12-03 22:18) 

そういえば、
こっち(東京ですが)では何ヶ月か前に上映してたなぁ。
73年、イタリア映画、エロってだけで、もの凄くエロさを感じてしまいますね(笑)
まみりんさんの“エロティーク”の“ー”の部分が何だか“アンティーク”な感じです(笑)
ラウラ・アントネッリと言えば、中学生の頃『青い体験』とかで観たなぁ~。なんだかドキドキしながら観た記憶が。青春だぁ~。
by (2005-12-04 00:59) 

まみりん

みやびさん、ご一緒したかったですね~。でもこれ、1週間限定上映でしかも夜の1本のみ・・・・計画たてにくいですよね~。
映画談義→いい男談義に花を咲かせたかったです(笑)でも・・・私は正統派イケメンファンではないからなぁ・・・(笑)

トチオさん、おはようございます。niceまでありがとうございます。
東京は確か夏に上映されてたようですね~。ようやくこちらへも来ました。
青い体験!!観てないんですよね~。よさそうですよね~。(←何が?)。でも・・・中学生にあのカラダは・・・・目にも精神にも、色々な面で『毒』じゃぁありませんか???(笑)
機会を見つけて観てみます。
by まみりん (2005-12-05 09:00) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。