舞台よりすてきな生活 [映画[2005]]
原題『HOW TO KILL YOUR NEIGHBOR’S DOG』
すごい題名。
小さな映画館で観てきました。もうげらげら笑ってしまいました。シリアスな設定もあるんですが、もうふざけまくっててどうにも笑いが止まらない。
ギャグが可笑しいとか、悪ふざけが面白いっていうんじゃなくて、適度にブラックユーモアを盛り込んでる所が、私のツボにはまりました。
ちょっと痴呆の始まってるお義母さんの演技がすご~く良い。ひょうひょうとすっとぼけてて良いんです。可笑しすぎ。
あらすじは、・・・
スランプに陥ってる脚本家が巻き込まれる日常?そして再びすばらしい作品を書き上げるまで。(出来上がったのか???)そして、子供嫌いの彼が、妻からの子作り催促をどのように乗り切っていくか。そして訪れる彼の心の変化とは・・・?
子供嫌いのピーターが、隣に越してきた少女によって懐柔されてゆくさまがイイ感じなんですね。ぎこちなくって。でも、この少女の母親がどうしても許せないタイプの人間で。いろいろあるんだろうけど、こんなに裁量の狭い人間はイヤだね。唯一嫌悪感を覚えるキャラでしたよ。(この作品の中で)
ところで、題名のとおりにワンワンうるさいお隣さんの犬が殺されてしまう展開になるのですが、エンドロールの所で、『ハイ、カットッッ!』の一声で起き上がるという見事な一発芸を披露してるんですよ。芸達者なワンちゃんです。
なごめる映画でした。
P.S. なにかにつけて出てくる、A・ロイド・ウェバーがかなりおかしかったです。