ザ・インタープリター [映画[2005]]
出演:ニコール・キッドマン、ショーン・ペン、キャサリン・キーナー他
監督:シドニー・ポラック
原題:THE INTERPRETER 2005年 アメリカ
ネタバレあると思います。
偶然、アフリカ某国の元首暗殺計画を耳にしてしまった国連の通訳職員の身に迫る危機を描くサスペンスもの。
国連で通訳として働くシルヴィアは、アメリカと生まれ故郷であるマトボの2重国籍所持者である。マトボのクー語を自在に操れる彼女は、平和の為に役立とうと5年前から通訳の仕事をしていた。
そのマトボの現大統領が国連で演説をする事になった。その矢先に、シルヴィアは誰も居ないはずの会議場からもれる囁き声を耳にする。それは、マトボのズワーニ大統領暗殺をほのめかす内容のものだった。一日考えた結果、彼女は上司に報告するが、すぐに通報しなかった事により不信感を与えてしまい、痛くない腹を探られる事になる。彼女が必死に隠そうとしているものは何なのか?彼女はこの暗殺計画にどこまで咬んでいるのか?
もうちょっと説明があったら、すんなりと疑惑解明の渦に入り込めたのに。何のことかよくわからなかったから、なかなか入り込めませんでした。でも、スリル感は充分味わえましたけどね~。もう、ドキドキしっぱなしでした。訳わからなかったから、よけいスリル満点だったのかしら?でも、もうちょっと説明あってもいいよねー。シークレットサービスのケラー(ショーン)の置かれてる立場とかもよく解らなかったし。奥さんが死んだ事は解ったけど、それがどう影響してるかがよく伝わりませんでした。
『クー語でささやかれてたって事は、シルヴィアに聞かせる為ですよね?それで通報してもらって、暗殺計画があるって事をアピールする狙いだったんですよね?ってことは、シルヴィアは真剣には命を狙われていなかったって事ですよね?違うんでしょうか??』ね、ばっかりだわ。
ニコール、きれいですね~。若いですね~。パンフの広告(オメガ)のようなゴージャスなニコールもいいですけど、シンプルなストレートヘアの彼女はもっと好きかも~。トムと別れてよかったのね。
ショーン・ペンは、いつから渋系になっちゃったんでしょうか?なんか、アル・パチーノに似てるんですけど~。ショーンは『俺達は天使じゃない』の時とか、好きだったのにー。あの頃はまだマドンナと結婚してた頃かしら?
これは、国連のビルを映画史上初めて撮影に使わせてもらえた作品ということでも話題になってましたね~。監督、コネを使いまくったらしいですね。なんかそこがほほえましいです。