Ｓｈａｌｌ ｗｅ Ｄａｎｃｅ？ シャル・ウィ・ダンス？

出演：リチャード・ギア、ジェニファー・ロペス、スーザン・サランドン他

監督：ピーター・チェルソム　　　　原作：周防　正行

原題：Ｓｈａｌｌ　ｗｅ　Ｄａｎｃｅ？　　　　２００４年　アメリカ　

ダンスはダンスでも、畑違いなので、ダイジョーブ。ズッキーニ畑とかぼちゃ畑くらいの差があるもんね。

これは、周防さんの『Ｓｈａｌｌ　ｗｅ　Ｄａｎｃｅ？』のリメイクです。すごく前の作品なので、設定や流れは思いだせるけど、細かい内容までは無理ですね。なので、この展開が日本オリジナル版とどこまで似てるのか？とかは解りません。

ジェニファーロペスの声って、なんか顔に合わないよね？すごく子供声じゃないですか？もっと落ち着きのある声の方が似合うような・・・・・。ダンスはさすがに巧いけど、演技はちょっと下手かな？あー・・・・でも、あの体型！！！同性から見ても惚れ惚れするよー。どこまでも完璧なボディだー。

内容は、みんな知ってるからいいよね。ただ、このアメリカ版では、夫婦愛の再確認という所にポイントを置いて作られたようですね。

オリジナルで竹中直人が演じた役を、すっかり自分のモノにしてしまった、スタンリー・トゥッチ。彼はハゲです。で、『ターミナル』のあのいじわるな、入国管理局のおじさんですよね？この彼が、なかなか良い。このおじちゃんの目、まつ毛が長いのよ～。なんかそのミスマッチさが良い。

あと、ダンス選手権の司会進行の人の声が堪らなく良い！！！これは、声の本職の人を雇ってるのでしょうが、彼の声は～・・・なんとも心地よい。

笑える箇所も沢山あるし、ほろりとさせられそうになる場面もあるので、まぁ良いと思います。これを観て社交ダンスをやりたくなるか？と訊かれたら、答えは『ノー』だが、身体を動かしたくなる衝動に駆られます。大切な人がいる方は、その人と一緒に観て、愛情再確認をしてみてくださいね。再確認するまでもないわ！な方や、再確認したくてもできない人は、（私のように）１人ぼっちで、笑う所に重点を置いて、大笑いしながら観ましょうね。

ハラハラもドキドキも無しなので、緊張せずに観れます。