コーラス Les Choristes [映画[2005]]
出演:ジェラール・ジュニョ、ジャン=バティスト・モニエ、フランソワ・ベルレアン他
製作:ジャック・ペラン他 監督:クリストフ・バラティエ 2004年 フランス
ネタバレもあるので注意。
始まった途端、インストゥルメンタルの『ペピノ』(=『海への想い』)に泣かされました。まだ物語始まってないのにー・・・。琴線に激しく触れるなにかがあるようですね。この映画には。
舞台は、何らかの事情で親元を離れ寄宿生活を送る子供たちのいる『池の底』という名前の寄宿舎。校長による体罰が日常的に行われていて、子供たちは心にも体にも傷をかかえ、心を閉ざしている。他の職員達もあえて校長の所業に逆らう事をしていない。そこへ赴任してきたのは、落ちこぼれ音楽家の教師クレマン・マチューだった。最初は手に負えない生徒達と校長に対し萎縮していた彼だったが、子供たちの中に歌う才能を見出し、歌を通して心を通わせてゆく。
ストーリーで観るのもいいですが、これは耳で聴いて観る映画ですね。イヤな校長が最後の最後でやっつけられる、という展開もいいですし、それまで静観していた周りの教師達が団結した所もいいですけど、やはり、耳で聴いてください。
美しい天使の歌声に、心洗われます。(昨日の映画鑑賞による煩悩が、これで洗い流されたように感じます!)
短パンの少年たちが、かわいいです~。歌も勿論良いですよ。モニエ君はソリストですからね~。そりゃぁもう、心に響く歌声をお持ちなんですよ。澄んだ歌声に心奪われます。将来有望な端正なお顔立ちにも、奪われそう。ハンサムだ。で、彼の『ボクハ、チビデス』(日本語で)は笑える~。誰が教えたの???
製作のペランさんの息子さんも出てて、彼もかわいい~。
衝動的にサントラ買っちゃいました。
これは、評価が分かれてるみたいですね。私は良いと思いました。