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フライト オブ フェニックス [映画[2005]]

出演:デニス・クエイド、ジョバンニ・リビシ、ミランダ・オットー他

監督:ジョン・ムーア   2004年アメリカ 

ねたばれ有。

閉鎖される事になった石油探掘業務のスタッフ達とゴミを乗せて、フランク(デニス)の操縦する貨物輸送機は近くの飛行場を目指し飛び立った。が、予期せぬ砂嵐に遭い、目的地から数百kmも離れた砂漠の真ん中に不時着せざるをえなくなる。無線のアンテナも壊れ、飛行機も壊れ、遭難信号すら出せずに、彼等はただ死を待つことしかできないのか?そんな中、偶然乗り合わせた飛行機の設計者と名乗る男の提案で、残された部品から別の飛行機を造る事になった。初めも乗り気ではなかったフランクだが、更に追い討ちをかけるように様々な問題が噴出して、彼等の統制は乱れてゆくのであった・・・・・

もう、このフランクが傲慢な男でねー。想像では、ダメな乗組員達をデキル男デニスがまとめて、難局を打開する・・・ってお話かと思った。けど、ダメなのはデニスだったー。

で、更にこんなのありか~な展開も待ち受けてて、面白いんだかつまらないんだか判断に苦慮します。判断の基準が微妙すぎて・・・ね。でも、このキーマンともいえる航空機設計者のエリオットが、もう笑わせてくれる設定で。これは観てからのお楽しみ(って程でもないけど)ってことで。最初は皆に邪魔っけ扱いされてたけど、自分の存在が生存に不可欠だという事がわかると、もう態度を子供のように急変させて、『お願いしなさい』だもん~。もう、あとでタコ殴りにされちゃうぞ~って、いらん心配をしてしまいました。でも、ちゃ~んと彼には見せ場がありますよ~。なかなか、ですね。

あと、予告編では砂漠の民みたいな危ない系の人達に襲われてる場面が出てきてたのですが、これがなかなか出てこなくて・・・。やっと出たかと思ったら、終わっちゃうし。あれれ?な感じです。

で、できあがった飛行機も何故かエンジン始動の為の火薬が少ししかなくて(リミットが設定されてて)、それが最後の最後で成功する・・・っていうありがちな展開なんですよ。・・・疑問だ。最後の最後で成功するって確率は、実際どのくらいなんだろう???映画では、絶対に最後は失敗しないし、もし失敗しても次が用意されてるとか、自然界では納得のいかない解決の仕方をしますよね。なので、私は全部使わずに最初の一発で決めろよーっっと、心で強く念じてました。あっあー、でもそれ通じなかったみたいですね。なんだかなー。

映画だからね、と割り切れば、とても(?)楽しめる作品ですよ。

 


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