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東京ゾンビ [映画[2005]]

新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年早々、この映画で始まるのは如何なものか??とも思ったのですが、これから始めちゃいます。っていうか、これ2005年の最後に観た映画でしたー(涙)。うぅっ・・・ラストに相応しいのか??ついでにいうと、新しいスタートにも相応しいのか??なんか今年も駄作にまみれる悪寒が・・・じゃなくって予感が。

 


 

出演:浅野忠信、哀川翔、奥田恵梨華、古田新太、松岡日菜、谷村美月、楳図かずお他

監督:佐藤佐吉

原作:花くまゆうさく

うん、なるほど~。日本映画初の本格的ゾンビ映画ですね!!凄いです。そこは凄いです。ただー・・・・・内容が無いようでした。展開が速すぎて繋がりが見えにくかったというか。これは原作のマンガを読んでる人にはよく解ったのでしょうが、未読の人にはきつかったかも。あ、でもゾンビの基本は押さえてあるので、そちら方面では純粋に楽しめますし、単純に面白いです。

ストーリーは、東京の下町の消火器製造工場から始まります。
ここで働くフジオとミツオは仲良しさん。時間の許す限り(仕事そっちのけで)、柔術の特訓に明け暮れる毎日であった。地味ーな技を連発する柔術に不満をちょっとのぞかせるフジオだったが、柔術の師匠であるミツオちゃんを崇拝しているので、おとなしく日々鍛錬に励んでいます。

そんな彼らの工場からそれほど離れていない場所に、通称『黒富士』と呼ばれるゴミで出来た山がありました。ここにはなんでも廃棄可能。それこそ死体でも産業廃棄物でも核廃棄物でもなんでもかんでも捨てられている山が、何故か都心にあるんです。
ひょんなことから、つい何気に人を殺してしまった2人は、死体を捨てに黒富士に向かうのですが、そこではある異変が起き始めていた。
化学廃棄物や核廃棄物などの影響からか、死体がゾンビ化するという現象が起きていたのです。
死体を捨てに来てた人を次々と襲うゾンビ達!・・・だが、すぐそこまでゾンビがやってきても、全然気付かない2人。そして、難なく工場まで帰り着くのだったが、いつのまにやら工場にはゾンビがワンサカ押し寄せてきていた。なんとかゾンビの隙をついて逃げようとする2人だったが・・・・・・・・・・

 


 

ミツオの最後のオチが笑えるーーーっ!!!もう最高です。最高に駄作っ!!
だって、ハゲとアフロだよ!?もうその設定から可笑しいのに、キャスティングが絶妙です。

とてつもなく強い女性を演じた奥田恵梨華さんは、ケンヒライの「瞳をとじて」のPVの女性なんですね~。あれでは儚げな感じでいい感じ~でしたが、この役はすっごい強~い女性を演じてます。だいたいフジオよりも腕っ節強そうです(笑)

ゾンビ繁殖から数年後を描いた世界で、金持ちの嫌味ーなオバサン連中がもの凄くイヤミだったんですが(いかにも!な描かれ方です)、最後にとっても素敵な最期を迎えるので、スッキリしましたぁ。あぁ、こうでなくっちゃね!!

次々にゾンビを轢いちゃったり、首ちょんぱしちゃったり、考えてみるとトンデモナク残酷な描写なのですが、まぁゾンビ映画ですし、それに駄作系お笑い系映画ですので、許せる範囲ですよね。

ゾンビ映画として観るなら、これはほんと正真正銘のゾンビ映画です。


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