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ロード・オブ・ドッグタウン [映画[2005]]

出演:エミール・ハーシュ、ヴィクター・ラサック、ジョン・ロビンソン、ヒース・レジャー他

監督:キャサリン・ハードウィック

原題:LORDS OF DOGTOWN                  2005年 アメリカ

1970年代に青春の全てをかけてスケボーに挑んだ3人の若者の物語。実話がベースです。

カリフォルニア州ヴェニスビーチ、通称ドッグタウン。経済成長の波に取り残されたような貧しい町。その町で育ったトニー、ステイシー、ジェイは、日々サーフィンやスケボーに明け暮れている。
上昇意識の強いトニー、男に泣かされてばかりの母親をなんとかしてあげたいと願うジェイ、そして3人の中では1番真面目なステイシー。
彼らは地元の有力サーファー、スキップの経営するサーフ・ショップに入り浸りだったのだが、あるとき彼らの全てを変える出来事が起こる。
それは、スキップが偶然手に入れた、ウレタン製のスケボーの車輪がきっかけだった。今までは無理だと思われてた技も軽くできるとあって、皆競って新しい車輪に夢中になる。
これは一儲けできると睨んだスキップは、町の悪ガキどもを集めてスケボーチーム“Z-BOYS”を結成する。が、真面目すぎるからというそれだけの理由で、ステイシーは仲間はずれにされてしまう。

そんな中、彼らは公式のスケボー競技会に出場することに。競技会では、今まで見たこともなかったような技の数々に盛り上がる観客。だが、規定の技を滑らなければならないルールの為、それほど高得点を稼ぐことができない。
そこに現れたのは、個人で猛練習のすえ参加してきたステイシーだ。今まで自分がダメだった所を徹底的に修正し、すばらしい技術で2位入賞を果たした。
だが、その判定を巡って暴力を振るったとして、1位確定だったトニーが参加資格を剥奪されてしまい、ステイシーが繰上げ優勝に・・・(トニーはステイシーを庇った)

競技会での活躍を機に、スキップは仲間はずれにしていたステイシーを仲間に入れる。これで漸く3人が揃って滑ることに。
彼らは更に自分達の技を磨く為、試行錯誤のすえに絶好の練習場所を見つける。それはニュースがきっかけだった。その年は水不足だったため、家庭のプールは水を溜めれず、いい具合にカーブした絶好のスケボーリンクが彼らを待っていたのだ。留守宅の豪邸に侵入しては庭のプールで滑るという、彼らの熱い夏が始まった。


最初は仲良し3人組がスケボーをとおして成長してゆく姿を追った作品だと思ってましたが、全然ちがう。3人別々の道を歩んでゆくなんて。それぞれ自分の夢の実現に向かってバラバラに離れてゆくんです。スケボーという舞台は同じでしたけど。

スケボーということで、ちょっとジャッカス組を期待してたのですが、ぉお!!ジョニー・ノックスヴィルが出てましたね。あ、でも全然すべる役とかではなく、いやみ~な金持ちの役でしたが。バムあたりは出てても良さそうなのに・・・

問題多い大人になりきれない大人、スキップを演じたのは、ヒース・レジャーですよ。えぇ~、ちょっとちょっと違いすぎ。なんか問題児。最高にハイな人の役なんですが、ヒース・レジャー上手かったです。なりきってましたよ。
あのお人好しなグリム弟を想像できないやんちゃっぷりです。

3人の男の子達がかわいいですね。
ジェイ役のエミール・ハーシュ君は、なんか若い頃のディカプリオに似てます。トニー役のヴィクター・ラサックは中南米系のエキゾチックなワイルドなお顔立ち。ステイシー役のジョン・ロビンソン君はさっらさらのロングヘアが私よりも美しい、繊細な感じの男の子ですね。録画したきり未だ観ていない「エレファント」に出てたらしいです。チェック。

これ、公開前の劇場での宣伝で、グリーンデイの曲が使われてたんです。なのでてっきり彼らの曲が聴けるんだと思い観たのですが・・・・・んー・・「ウィンブルドン」と一緒で、本編では全然使われてないじゃんっ!!!スケボーな感じにぴったりだったのに。まぁね、設定が70年後半とかだから仕方ないのかもしれないけど、期待させるのはよして(涙)

監督さんは、意外なことに女性なんですね。とっても美人さんです。
これ、いろんな役でジェイ、トニー、ステイシーの本物が出演してたんですね。チェック忘れた~。

公式HP--→ http://www.sonypictures.jp/movies/lordsofdogtown/


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darumaruma

まみりんさん、こんにちは!
もうご覧になったのですね~。
コレ、とっても観たいなぁ~と思ってる映画です。
観にいけるといいんですけどねぇ~。気がつくと終わってそう(笑)。
by darumaruma (2005-12-21 11:10) 

まみりん

Dharmaさん、こんばんは。niceまでありがとうございます!
ただ楽しいだけのスケボー映画ではなく、なんか深いですよ。友情だけでは語れない多くの感情が入り乱れてるし。
でも、確かに気がつくと終わってそうな雰囲気ですね~(笑)
by まみりん (2005-12-22 20:30) 

敏 悌次

今晩は、お久です。
何故家庭のプールが、いい具合にカーブした絶好のスケボーリンクなのか・・・公式HPの予告編を観て分かりました。
舞台設定は70年後半との事ですが、
日本ではスケボーでアソボーという若者は、
未だいなかった時代ですね。

(処で・・・まみりんさんロンヘだったのですね)
by 敏 悌次 (2005-12-27 22:37) 

まみりん

nyanさん、niceありがとうございます!

宝塚青年団さん、お返事遅れました。niceありがとうございます!
家庭用プールの内面(?)が、あんなに角の無い形だったとは、コレを観るまで知りませんでした。なんといっても、家庭用プールとは無縁の人なので(苦笑)
四角四面のプールしかしらない私には、斬新だったのですが、スケボーに使った彼らのアイデアの方が斬新でしたね~。だいたい、痛そうです!!
あ、私はロンヘ(笑)ではないですね~。最近バッサリ切ってしまいました。冬なのに。しかも、小学生のようだ、と周りから言われて落ち込んでます(涙)
by まみりん (2006-01-01 01:13) 

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