ロバと王女 [映画［２００５］]
出演：カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャン・マレー、ジャック・ペラン、ミシュリーヌ・プレール他
監督：ジャック・ドゥミ
デジタル修復版監修：アニエス・ヴァルダ、マチュー・ドゥミ
原題：Peau D'ane 「ロバの皮」シャルル・ペロー作 １９７０年→２００４年フランス
妙なところでの突然の歌にのせたセリフや、無理やりな展開がとっても楽しい（本当に）作品です。童話の世界をそのまんま映像にしちゃった感じでしょうか？とにかく無茶なんですが、それでもまぁ明るいノリなので、いいでしょう。クラシックな雰囲気に浸りたい時などにはうってつけ（笑）
シャルル・ペロー原作の童話がベースです。というか、そのまんまです。
王様の美しいお后さまが、『自分の死後再婚するならば、私より美しい女性を選ぶと約束して・・』と言い残し、この世を去る。
だが、近隣の王女や貴族の娘を探しても、そのように美しい女性などは見つからなかった。唯一人を除いては・・・・。それは、彼の娘だったのです・・・・・
母親の死後、自分に冷たくしていた（たぶん、母親に似て美しかった為？）父親に、いきなり求婚されて戸惑う娘は、彼女の名付け親であるリラの妖精の元へ・・・。お父様を大好きな娘は、申し出を受け入れようとするのですが、それは倫理的に考えても間違っている行為だと妖精に諭され、王の気持ちを諦めさせようと様々な試練を（妖精の入れ知恵で）要求するのであったが・・・・
困難と思われた事も容易く叶えてしまう王様。娘はすぐにあきらめようとするが・・
それでもそれは間違った考えだと言い張る妖精の言うがままに、娘はロバの皮をまとい下女に化けて（そうは見えない）、遠く離れた国で暮らすことに。
そしてそこに現れるのは・・・・・王子様でしょ。白馬にまたがった。じゃなくて赤馬なんですけどー。
王女の方は、青の国。家来も馬もみ～んな青。青塗り（笑）。それに対して、王子様の国は赤の国。家来も馬もみ～んな赤塗り（笑）。
さてさて、王女の恋の行方は・・・・・・・？？？
ジャック・ペラン～♪なんてかわいらしいハンサムさんなんでしょう！！素敵な王子様です～♪『コーラス』の監督さんですよ。ほんと、若い頃も素敵だったんですね。
衣装がなんともいえません！！もう、絵本の世界そのまんま！！ボリュームたっぷりのふんわりとした衣装なんですよ。これは、これだけでため息もの。今の映画の予算をた～っぷりとかけた衣装よりは見劣りするかもしれませんが、それでもなんの！！こりゃ素敵です。小さな女の子が夢見るおとぎの国そのまんま。
カトリーヌ・ドヌーヴ、ほんとため息が出るほど素敵ですよね～。下女の変装（顔に薄く灰を塗るだけ）をしていても、美しいです。ゴージャスな衣装がすごく似合うし。
それにしても、『この指輪がぴったりはいったら』『この靴が・・・』と、そういうモノ好きですよね～、ペローさん。でも・・・・・もし該当者が沢山現れたらどうなさるのでしょうか？劇中でもそうゆうツッコミがされてましたね。
この作品、イヤな役柄がありませんね。皆悪い人ではないんですよね。なので、イライラすることなく観れるので、良いですよ～。
なんといっても、元気のないミュージカル調の流れが面白いですし（笑）
公式HP－－→ http://www.cetera.co.jp/roba/
こんばんはー。まだ仕事場にいますがなんとなーく
ここに来てみました～。
この映画文化村でやってたみたいだけどまだやってるのかなあ。
ヤスのトーリもｼﾌﾞﾔ界隈でやってて見たいのだがまだいけてない。
ところで、この亡くなったジャック・ドゥミ監督の息子さんに
お友達のまーしゃさんが夏にインタビューしてきたそうで、
作品のことも語った記事をつけときますね。
かなり濃～いおかおね。
ｈttp://www.1101.com/OL/2005-10-26.html
by さるしっちゃー (2005-11-21 21:25)
あれれ、なんか字体がへんになってしまったので再度つけるう。http://www.1101.com/OL/2005-10-26.html
by さるしっちゃー (2005-11-21 21:29)
先日「Door in the floor」を観に行った劇場に、
近々上映の映画としてポスターが掲げて有りました。
凄い絶品の女優の写真に眼を見張り、
良く見るとカトリーヌ・ドヌーヴでした。
＞ほんとため息が出るほど素敵ですよね
全く！男の私でもそう思います。（笑）
by 敏 悌次 (2005-11-21 22:27)
さるしっちゃーさん、こんばんは～。
お友達がインタビューですか！！凄いです!!!横の繋がりが果てしないのですが・・・・（遠い目）ん～、いいですねぇ～！！！
確かにっ！！かな～り濃いお顔です。まるでー・・・Mr,ビーンのようです。（って、私のたとえって、必ずここに行き着く？？）
お疲れのようですね～。
これがファミリームービー（笑）だったなんて！！ドゥミさんは姓が同じなので親子だとわかりましたが、奥様だったなんてっ！！チェック薄かったですね、私。
ところで、ヤスさん、何かに出てるんですか？？舞台？？映画？？最近全然（昔からか？？）わからないー・・・
宝塚青年団さん、こんばんは～
あ、こちらも「Door・・・」と同じ映画館ですね。
絶品の美女ですね～。シリアスな作品もいいですが、このようにちょっとヌケタ作品も、よろしいかと思います。
by まみりん (2005-11-21 22:48)
nyanさん、niceありがとうございます。この時代のフランス映画は、とっても軽いノリでおもしろいですよ～！！
by まみりん (2005-11-22 22:07)
やっと、観てきました～。
私、すっごく気に入りました。ツボです。DVD欲しいです(笑)。
この監督さんの色合いとっても好みです。
by darumaruma (2005-12-18 00:52)
Dharmaさん、こんばんは～。niceまでありがとうございます。
気に入りましたか～。力の抜け具合がいいですよね。何に対してもあまり真剣ではないというか・・（笑）
ツボですか～。私もDVDが出たらまた観たいですね～。
by まみりん (2005-12-18 18:04)
おはようございます。
ずいぶん前にご覧になっていたのね！今ごろ観てきました。
パステルカラーの夢見るおとぎ話の世界ですね。
ほんと、いやな人が一人もでないし、まあちょっと気の抜けたところが最高！
私もツボです（*＾＾*)TBさせて下さいね。
by ange (2006-01-29 08:26)
ａｎｇｅさん、おはようございます。ｎｉｃｅ＆TBありがとうございます。
ツボにはまりましたか～。
最高に気が抜けてましたよね。あの脱力感、たまらないです（笑）
歌に感情が全然こもってない所も、斬新で魅力的に思えてしまう。
また観たくなりました～。
by まみりん (2006-01-31 08:59)